2006年02月26日

なつこ

なつこが亡くなり、葬儀も済ませ、仮にだが、小さい祭壇も作った。
思いの他、周りの方々から戴いた反響が大きく、なつこが、誰からも
愛される子であると言う、嫁の言葉を改めて思い出す。

葬儀は、なつこのお骨が残せる個別葬。今回は、色々考えた結果、

『ペットPAPA』さん
(以下、パパさん)にお願いした。
電炉を積んだ、アルミバンで、自宅の近くまで来ていただいて、
その場で火葬、そして、1時間あまりでお骨取り、そのまま引き取れると
言う、昔の合同火葬しか頭に無かったわたくしは、びっくりした。
しかも、出張で火葬料は18,000円。専用の骨壷を、きれいな布で
包んで、かわいらしい写真立てもセットで戴いた。


見た目は普通のアルミバン。この中で、なつこをお骨にしてもらう


なつこは、厚手のタオルに包まれて、小さなダンボールで寝ている。
家の近所は、道が狭い閑静な住宅地。電炉から発生する音と熱、
路上で行うため、交通の妨げにならない所が必要なので、
車を出して、少し離れた片側三車線の幹線道路へ移動した。
電炉が熾され、いよいよなつこを焼く時が来た。
パパさんは、『納得がいくまでお別れをして下さい』と仰ったが、
どの道、焼くのだ。安らかな寝顔とは言え、いつまでもその骸を晒すのは
しのびない。箱からなつこを取り出し、タオルを優しく開いて・・・
体は、既に硬くなっていたが、なつこのやわらかい毛が、優しい感触を
与える。なつこの『色』への名残に、なつこが大好きだった頬擦りをして、
炉にくべる白い布の上に寝かせ、大好きだった、みそちゃん用ドライフードを
口の脇に盛る。

そして、約1時間・・・

大きないくつかの骨と、胸の辺りに細かい骨が集まった、なつこだった、
遺骨と対面する。驚くほど白い遺骨を、後ろ足の方から、小さな骨壷へ
移していく。そして、以外にあっけなく、葬儀は終了した。
パパさんは、ペットロスに関するカウンセリングもサービスで行って
下さるらしく、その解説と、思いやりに溢れたお言葉を戴き、なつこの
遺骨を持ってうちに帰り、即席に作った祭壇に壷と写真を安置した。

saidan_r.jpg
なつこを祀る祭壇。


その晩、みそちゃんは少し騒がしく、一人で興奮気味に暴れていた。
もしかすると、なつこが降りてきて、恒例の運動会をしているのだろうか?
何となく、そんな気がした。

missochan_avec_natuko.jpg
なつこの祭壇をずっと見つめるみそちゃん


朝に夕べに、わたくしはなつこに語りかけるだろう。
『おはよう、みそちゃん。おはよう、なつこ』
毎日、それは繰り返されるだろう。
かたちは終わっても、心は永久に残ると思う。
わたくしは、一度も『さよなら』を言わなかった。
そして、涙は流しても、悲しくは無かった。
むしろ、なつこの安らかな寝顔と、生みの母、親兄弟に会える事を、
祝福してあげたい気持ちだ。

これで、なつこの話は一先ず終わる。
最後に、今まで応援してくださった、全ての皆様に、ありがとう。

ニックネーム みそちゃんとなつこ1号の父 at 19:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月24日

最期

昨晩、ふと思い立って、ドライフードをすりつぶしてなつこに食べさせた。
ここの所、何も食べないなつこに、少しでも元気を出して欲しかったから。
今朝の診察では、それはいい事だと教えていただいた。結果から言うと、
なぜ、もっと早くそうしなかったのだろうか。さらに、粉末を溶かして
与える栄養ミルクがあるとの事で、その場で飲ませていただき、一包
分けていただいた。

saigonoasa_natuko.jpg
23日朝のなつこ


病院から帰宅したなつこは、また一段とぐったりしていた。
本当は、うちにいてやりたかったが、仕事があるので、なつこを
暖かいホットカーペットの上に寝かせてやる。

水を飲みに行くなつこ、ところが、水を飲まず、その場にへたり込んでしまう。
もう、動くのも億劫なのだろう。ごはん、水、トイレをカーペットのすぐ近くに置いて
仕事に出かける。

・・・

仕事の間、なつこの事がとても気になった。

・・・

午後8時に帰宅、すぐになつこの元へ・・・。
ホットカーペットの上に寝かせておいたなつこがいない!
慌てて探すと・・・

トイレの中で伏しているなつこを見つけ、すぐに即席の床に寝かせ、
トイレ砂等の汚れを取り除いてやる。

しかし、トイレはすぐ近くに置いておいたのに、どうして離れたトイレに
向かったのだろう??

答えはすぐにわかった。
近くに於いてあるトイレは、高すぎたのだ。

なつこは、もう、ほんの20センチの高さも跨げない位に弱っていたのだ。

yowatta_natuko.jpg
すっかり弱ってしまったなつこ


その原因は、悪性リンパ腫が引き起こす、『貧血』だ。
恐ろしいのは、骨髄の造血機能を止めてしまい、
一定のサイクルで新しく入れ替わる赤血球が新しく作られなくなる。

血液検査の結果を知らされた時、なつこの血液サンプルを見せて
いただいた。血球はほとんど無く、または潰れていた。
そして、その代わりにリンパ球が埋め尽くしていた。
末梢にリンパ球が出ると言う事は、末期なのだと言う・・・。

それを受けて、今日の診察では、新たに『輸血』に活路を見出した。
手順は、うちにもう一人いる『みそちゃん』となつこを一緒に入院させ、
クロスマッチと言う適合検査を受けさせ、可能ならみそちゃんから
採血し、なつこに輸血すると言うものだ。全身麻酔を伴う、危険な賭けだが、
今のなつこには他に方法が無いのだろう。

明日、みそちゃんも一緒に連れて行こう。
お願いだ、なつこ、持ってくれ。

だが、思いとは裏腹に、ぐったりしたなつこの呼吸は荒くなり、薄くなっていく。
時折、びくびくと体を震わせる。その都度、優しく抱きとめて、元通り寝かしつける。

午後10時、急になつこが起き上がり、『にゃあ!』と2回鳴いた。
今まで聴いた事の無い位、大きな、悲しい鳴き声だった。
そして、前足をよたよたさせてこちらへ向かってくる。
抱きとめると、

なつこは、頭を摺り寄せて、なつなつをしてきたのだ。
今、なつこは、わたくしを頼ってくれているのだ。
涙が溢れた。そして、なつこを抱き寄せて頬擦りした。

hoozuri_natuko.jpg


そして、病院で貰ってきたミルクをお湯で溶いて、スポイトで飲ませてやる。
そして、最後までなつこの免疫力増強を願って、Dフラクションも飲ませる。
なつこは、わたくしの掌の上に、頭を乗せて、くりくりとしたかわいらしい
眼差しでこちらを見つめる。

hold_natuko.jpg
なつこの頭を手に乗せて、ミルクを飲ませた



疲れた、少し眠ってしまった。

11時過ぎに目が覚めると、なつこはぐったりとしていた。
なつこを擦ってあげる。もう、こんな事しか出来ない・・・

嫁に電話をして、今の状態を報告する。そして、明日の希望を話す。

それからしばらく経った、午前1時20分。
ぐったりしていたなつこが、大きく咳をするように、ミルクを吐き出し、
そのまま、お腹の動きが止まった。

なつこの闘いが、終わった。

口は半開き、目にはもう、わたくしの姿は映っていなかった。
うそだ、そんな事は無い・・・
明日、病院へ行くんだよ。

だが、理解した。もう、なつこは目覚めない・・・。


それからの行動は、恐ろしいくらい速かった。
なつこの体を拭いてやり、姿勢を整えて、タオルで包んでやる。
そして、小さいダンボールにしまった。
いかに家族とは言え、亡骸を放置するのは心苦しい。
そして、生きているみそちゃんに、菌が移らないように。
ねこは亡くなると、体についていた菌が離れるのだ。

そして、葬儀の手配をし、嫁に報告をした。電話口で、泣いていた。
しばらくして、缶チューハイをあおり、風呂に入って寝付いた。
あまり眠れなかった。朝の9時、ねこの病院フェリスへ電話をした。
補助員の方が、吉川院長に代わって下さった。
先生は、難病のなつこによく尽くしてくださった。
今日までなつこは最大の長生きをしたんだと思う。
冥福をお祈りしてくださる、皆様に感謝します。

なつこは、皆様に愛されて幸せです。
今はまだ、別室で眠っています。
一夜経ったなつこの寝顔は、驚くほど安らかだった。
もう、ウィルスも病気も関係ない。
なつこは、もう病気に苦しむ必要は無い。

なつこを失った悲しみは大きいが、もう苦しまなくていいと思うと、
不思議と胸が軽くなった。それだけ、苦しんでいるなつこを見ているのは
辛かったのだと思う。いや、今だから言える。辛かった。
ニックネーム みそちゃんとなつこ1号の父 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月22日

急転

今日、2回目の抗癌剤を接種する予定だったが、断念する事となった。
理由は、ヘマトクリット値(簡単に言うと、貧血の度合いを示す数値)が
10%しかなかったため。抗癌剤に耐える体調はおろか、生きている
のが大変な状態だとせんせは言う。

日曜の診療で、次は水曜日に抗癌剤を打つ予定を立てていた。
が、日曜の午後から夕方、夜に掛けても、なつこは食事をとらず、
ぐったりと伏したままだったので、結局、週末から月、火、水と
毎日通院する事となった。

抗癌剤は1サイクル(週に1度の接種+経口投与を2回)で、
体調が劇的に回復する事が期待できるが、反対に、体に深刻なダメージを
与えることもある諸刃の剣。なつこの場合は、効果が確認できなかった。

そして、低空飛行を続けるなつこの体調に、鼻や歯茎、肉球が白くなる
貧血の症状が見られたので、火曜日に血液検査を行った。

その結果が・・・

1月28日に検査した時は正常だった値が、軒並み異常値を示した。
その時は、単なる肝機能障害だったのが、一気に発症の様相を示した。
2月に入って、3kg近くあった体重は、2.1kgまで減少した。

今日からは、呼吸を楽にする注射も追加した。

なつこの体は、冷え切っている。
手を握ると、冷たい。家ではホットカーペットの上に寝かせて、
とにかく体を冷やさないようにしている。
手を優しく握り、時折背中を擦ってやる。
げっそり痩せて、疲れきった顔のなつこ。
毛並みも悪くなった。自慢のふわふわ軟らかべーじゅも、痛々しく見える。

明日は休診日。ただ、予断を許さない状態なので、経過観察扱いで
予約を取った。とにかく、今出来る事は、とにかく治療を続けて行く事。
地味で、効果の程も予測できないが、ねこの病院フェリスの獣医さん、
スタッフさん、そして、一緒に闘っている他のおとうさん、おかあさん、
仲間たちが、なつこの事を見守ってくれている。

信じる。なつこを信じる。
今は、それしかない。
絶対に、あきらめない。最後まで、闘う。


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今日はネコの日(2/22=にゃーにゃーにゃー)。
CSチャンネル、アニマルプラネットの『ネコの日特別編成』を見るなつこ。

20060222a.jpg
テレビのネコに反応するなつこ。
だが、長い時間集中は出来ないらしく、すぐにぐったりしてしまう。


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2/22の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射(ステロイド・抗生物質)1,900円
注射(呼吸を楽にする薬):1,600円

合計:7,100円

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2/21の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射(ステロイド・抗生物質)1,900円
血液検査:8,460円

合計:13,960円

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2/20の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射(ステロイド・抗生物質)1,900円

合計:5,500円

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2006年02月19日

一喜一憂

結局、金・土・日と病院には連れて行った。
今朝は2度目の経口抗癌剤も投与した。

病院では、輸液と抗生物質・ステロイド剤の注射。
嫌がるなつこの両手を抑え、首の後ろを撫でながら、
頬擦りする。すこしでも、気がまぎれるように。

待合室では、ケージの窓を半開きにして、隙間から手を入れて
なつこを撫でてやる。

悲しいが、わたくしにはこれくらいのことしか出来ない。

金曜、なつこは元気だった。
初めて、缶詰も食べた。みそちゃん用に開けた缶で、半分しか
無かったので、食べ終わった後、探す仕草をした。
もう一缶開けた。なつこは一心不乱にぱく付いた。
それでも、体が小さいから、半分しか食べられなかった。

それでも、嬉しかった。食欲が戻って嬉しかった。

ところが、一転して、土、日と食欲が無い。
今日はもう、ずっとぐったりしている。
さっき、発泡スチロールのごみが出たので、
それで遊んでいたが(なつこは、発泡スチロールが好きらしい)、
疲れたらしく、またガラス板の上で体を冷やそうとした。
もちろん、あったかい布団の上に移動させる。

抗癌剤、効くのだろうか?
なつこは、元気を取り戻してくれるのだろうか?
それとも・・・

考えない。

とにかく、闘うんだ。
明朝、なつこの具合が悪いようだったら、
また病院へ連れて行こう。

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体、冷やさないで

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金曜日、とてもよく食べてたのにな・・・

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2/19の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射(ステロイド・抗生物質)1,900円
強肝剤、尿酸化剤、下痢止め(1週間分):3,640円

合計:9,140円

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2/18の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射(ステロイド・抗生物質)1,900円

合計:5,500円

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2/17の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射(ステロイド・抗生物質)1,900円

合計:5,500円

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2006年02月16日

開戦

なつこ、今朝は細かく『ふぅ〜っ、ぜ〜っ』と息をしている。
なんだかとっても苦しそうだ。早速、病院に電話をして(今日は休診なので)、
予約を入れてから連れて行く。

で、病院。せんせにも、今日のなつこは悪そうに見えたらしく、
触診(腸のしこりは解らないほど後退したままだった)の後、
人手が足りないのにもかかわらず、レントゲンの準備をしてくださった。

レントゲンは、せんせと補助員さんが重たい防護服を着て、なつこを
抑えて写真を撮る。わたくしは、カーテンの外から『なつこ、がんばれ』と
声を掛ける。

現像が終わって、せんせが仰った。
『ちょっと微妙なので、院長に診断してもらおうと思います』

・・・・・

・・・・・・・・

お休みのところ、院長先生が降りてきてくださって、写真を見ながら
所見を・・・。

7月の写真(始めて連れて行った時に撮ったレントゲン写真)と、
今日の写真を見比べる。変化は下記の通り。

1.気道が上方へ圧迫されている。
2.去年のには、心臓が映っているのだが、今日のは白くボケて映らない。

白いボケの正体は、恐らくリンパ腫だろう。
増殖した癌細胞が、肺と心臓、気道を圧迫しているのだろうと言う予想。
もし、細胞(腫瘍)なら、上や横の方にずれて、圧迫しづらいのだが、
この写真では、しっかりと横方面に広がっている。ただ、肺の脇に少し
水がたまっているようなので、それを注射で取り、病理学検査に掛けることとなった。

先生は、なつこの胸に指を当てながら、針を刺すポイントを見つけて
注射針を指す。しばらく何も出なかったが、少しずつ、赤茶けた液体が
チューブの中に見えてくる。水はそれほどたまっていなかったので、
あまり取れなかったが、検査をするには十分らしい。

液体を検査に掛ける。据え付けられたモニターに、紫色の球体がたくさん
映っている。『悪性のリンパ腫ですね・・・』と先生。
解っていた。ずっとなつこの体調を見てきて、たいていのことは予想できる。
最近のなつこは、ちょっと異常すぎたから。

ともかく、ここでしっかりとお話をして、今後の診療方針を決める。
まず、癌とは徹底的に闘う。『抗がん剤を投与していけば、癌が後退して
一時的に容体が安定することもありますから・・・』と先生。

とりあえず、週に一度の抗癌剤接種と、週2回の抗癌剤(前述のとは別)投与を
ベースに、今までの薬を続けると言うものだ。
ただ、抗癌剤を投与するにあたり、注意点を指示された。

1.糞尿に抗癌剤の成分が出るらしく、用を足した後のトイレはすぐに片付ける事。
2.一番活性化している細胞を叩くように出来ている薬なので、糞尿を取り扱った後、
  薬を取り扱った後、それぞれすぐに手を洗う事。

だそうだ。留守がちなので大変だが、何とかやってみよう。

と言う事で、とうとう白血病そのもの(リンパ腫は血液の癌なので)が
発症したなつこ。これからは苦しい戦いが続くかもしれないが、
希望を捨てずに闘おう。

なつこには、わたくし達家族がついている。


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なつこを抱っこして、頭を撫でてやる。


2006_0216b.jpg
夜になって、少し落ち着いたかな?


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2/16の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射(抗癌剤):2,700円
注射(ステロイド・抗生物質)1,900円
レントゲン検査:3,900円
処置料:1,500円
細胞診検査:2,800円
抗癌剤(内用):580円

合計:16,980円

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ニックネーム みそちゃんとなつこ1号の父 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

一体どうしろと言うのだ

今朝、なつこがガラス製のテレビ台に乗っていた。
別段大した事ではないと思われるが、なつこが冷たいものの上に乗る時は、
本能的に代謝を抑えようとしている可能性が高い事は既に書いた通りである。

思う。どうしよう。病院に連れて行こうか・・・

しばらく考えたが、月・火ともに、なつこはあまり元気ではなかった。
撫でた限り、少し痩せた感じがしていた。

連れて行こう。

診て貰うと、まず体重が2.28kgまで減っている。触った感じは
気のせいではなかったようだ。
また、体温の割に粘膜の色が白い(貧血)と、少し呼吸が
激しいのを指摘された。確かに、お腹がバクバク言っている。
隣で他の猫が絶叫しているので、それに驚いたのもあるのだろう。
心音は落ち着いているらしいので、もしかすると、
肺に水が溜まっているのかもしれないらしい。
しばらくしても、お腹の動きが激しいままだとしたら、レントゲンを撮って
確認する必要があるらしい。

腸に炎症、リンパ腫かもしれない、貧血、下痢、鼻詰まり、くしゃみ・・・
その上、肺に水??

一体、この小さな体をどうしようと言うのだ。
どうすれば、この子の苦痛を取り除いてあげられるのだろう・・・

一通り自問した。嫁とも話した。
結果は、それでも闘って行くしかない。
そりゃ、最初から解ってはいたんだけど・・・

つらそうななつこを見ていると、こちらも辛くなる。
でも、こっちが辛くなっている場合じゃないんだ。
とにかく、今夜はなつこを撫でている。
嫁に言われた『病気の子には、スキンシップしてあげるのがいい』

その通りだと思う。
傍らで、なつこは寝付いた。

少しは、楽になったかな??
明日も念のために病院には連れて行くつもりだ。

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2/15の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射:1,900円

合計:5,500円

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ニックネーム みそちゃんとなつこ1号の父 at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月12日

六連投

火曜日から、毎日点滴とステロイド剤などの注射を続けて今日で六日目。
触診の結果、しこりは判定できないほどの大きさになったようだ。
体温が36.9度とちょっと低い以外は、特に問題は無いようだ。

ただ、院長の吉川先生によると
『このしこりが炎症性(良性)ならこのまま収まりますが、
リンパ腫(悪性)だとしたら、また再発します。その時は、また下痢が
起きたり、触診で解るようになるでしょう』との事。
なつこの体力と相談して、一度小さな手術をして、しこりの部分から
検体を取り、病理学検査をする必要も示唆した所見だった。

ともあれ、6日続いたステロイド剤は注射から飲み薬へ。
既に処方されていたが、いっしょに注射をしていた抗生物質も
再び飲ませることに。そして、強肝剤と尿酸化剤は続けて、下
痢止めも念のためにもう一週間飲ませる事となった。
ようやくにして、今回の脅威は、とりあえず去ったと考えていいだろう。

だが、猫白血病ウィルスに持続感染しているなつこは、いつまたどう言った
疾病に侵されるかわからない。引き続き、闘いは続く・・・


dash060212.jpg
帰り道、・・・なつこ、運転できないよ(汗


ohiza060212.jpg
なつこはお膝に乗りたかったのかな?


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2/12の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射:1,900円
尿酸化剤・ステロイド剤・強肝剤・下痢止め:3,410円

合計:8,910円

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2/11の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射:1,900円

合計:5,500円

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2/10の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射:1,900円

合計:5,500円

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ニックネーム みそちゃんとなつこ1号の父 at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月09日

攻める

昨日、そして今日、なつこを病院へ連れて行きました。
処置は2日ともその前日と同じ。

まず昨日、尿検査は、色の濃さが正常になっていて、特に不具合は
出ていないとの事。ただ、台形のミネラル結晶が出ているらしい。
顕微鏡で見せていただいた。この結晶は、とりあえず影響はないらしい。
ただ、腸のあたりにある約1cmのしこりは依然残っているそうだ。
ここで、院長先生から、『もしかすると、来るものが来たのかもしれないですね』
来るもの、それは、猫白血病ウィルスが引き起こす『リンパ腫』と言う
言わば『ガン』。ウィルスに持続感染しているなつこが掛かる確率は高い。
さらにお話を伺うと、開腹で病巣を取り出すのはまず不可能。その上、
なつこはそれに耐えられる体力があるだろうか??ただ、病巣を摘出して
病理学検査に掛け、抗がん剤などを適切に使う事によって、最善の治療
(延命と言ってもいいだろう)が出来ると言う事だ。
ただ、今の段階でそれを述べるのは、まだ早いようだ。
早い段階で気付けば、それだけ早く治療が出来て、直る確率も高いのだろう。
これは、ネットで拾った情報によるものだが、ねこの白血病は、
何もしなければ2週間で逝ってしまう事もあるが、きちんと早期に異状を
発見して、きちんと処置をすれば、年単位で生き長らえることが出来ると言う。

その意味を、今日知った。朝、トイレにうんちが。みそちゃんのものらしいが、
なつこのトイレにしてあるのと、下痢が見られないので、ちょっといい予想をしてみる。
今日は休診日だが、持続した観察が必要な子や、入院中の子を診るために、
スタッフさんが常駐している。
昨日と同じ処置をしていただいた。が、今日は少し違う。
お腹の中にうんちが無く、しこりも細長く、昨日までのようなはっきりした
ものでは無いと言う。しこりが消えて、軟便がのこっているのか?と言う
判定。ただ、確実ではないので、その後の処置も昨日と同じ。
今日診て頂いた先生は、初めてなつこを連れて行った時に診て頂いた先生。
話しやすく、雑談を交えて、ついつい色々話し込んでご迷惑を掛けてしまう。
その中で、一番心に残った事。それは、ねこの病気は、攻めて攻めて攻め続ける事が
大事なんだと言う事。わずかな兆候を見極めて、積極的な処置をする事。

今日は午後から来客があるので、急いで帰って出社しないといけない。
で、うちに帰ると、朝は気付かなかったが、屋根付きトイレから匂いが・・・
見ると、2種類のうんちが確認できた。

やはり、なつこの下痢は治っていたのだ・・・

さらに、今さっき帰宅したのだが、今日はなつこがお出迎え&なつなつ
(コートを掛ける時に、足元に纏わり付く事)をしてくれて、
ごはんをガツガツ食べている。お水もガブガブ(と言うほどでもないが)
飲んでいる。健康なときのなつこだ。

明日の診察が楽しみである。

2005_0209a.jpg
行き帰りの道中、時々車窓から外を眺めるなつこ


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2/8の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射:1,900円
尿検査:1,400円

合計:6,900円

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2/8の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射:1,900円

合計:5,500円

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ニックネーム みそちゃんとなつこ1号の父 at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月07日

リンパ性腸炎

おととい、点滴と注射を受けて少し回復したなつこ。
ところが、昨晩、仕事から帰ってくると、出迎えには来るものの、
またまた調子悪そうにしているなつこ。
食事は摂っている、水も飲んでいる。だが、量が少ない。

そして今朝、トイレをチェックすると、水便が少々。
あとは、ガラス製のテレビ台にだるそうにして座っているなつこ。
最近、調子の悪い時のなつこは、冷たいものの上に座る傾向がある。
後でせんせに教えてもらったのだが、これは熱の消耗を防ぐため、
体温を下げて代謝活動を抑えるための本能なのだそうだ。
ただ、そうすると体力と免疫力も落ちるので、暖かい場所へ
移してやらないといけないらしい。わたくしは、これを聞く前にも
無意識になつこを暖めてあげていた。結果論から言うと、
これは正解だったのだろう。

閑話休題。

ここで、わたくしは考えた。
『一応、食事は摂っているから、もう一日様子を見るか』
『心配だ、診てもらおう』
結果、後者を選択したわたくしは、なつこを車に乗せて
ねこの病院フェリスへ向かった。

病院について、早速診察。
体重、2.52kg、熱、37.7度。正常範囲内だ。
ただ、触診で、腸のリンパ節に豆粒に満たない程度の炎症がある事が
わかった。食欲不振や下痢はこれが原因だったのだろうか。
リンパ節から来る下痢だと、治りは遅いという。

肝炎と腸炎が、同時に発症してしまった・・・

ともあれ、おとといまでと同じ栄養剤を点滴。後は、リンパ節の炎症なので
ステロイド系と酵素系の消炎剤を接種した。
そして、状況は悪くは無いが(早めに連れて行ったので)、良くも無いので
明日もう一度行く事となった。今日の帰り道は、おとといまでと違って
シートの上でぐったりと伏せているなつこがいた。

そして、帰宅したなつこを寝かし付けて出勤。
帰ってきたら、なつこがおしっこをしているので採尿。

黄疸だ・・・。

とにかく、明日診て貰おう。とにかく、せんせにお願いするしかないのだ・・・
なつこ、生きろ。


nadenade.jpg
帰路、ぐったりしたなつこ。おとーたんは、撫でてあげるくらいしかできない。


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2/7の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射:1,700円

合計:5,300円

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ニックネーム みそちゃんとなつこ1号の父 at 21:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月05日

とりあえず、回復・・・

昨日の処置が良かったのか、昨夜半から、なつこは動きが活発になり、
食事もきちんと取るようになった。尿を採取した所、昨日のような
赤黒い濁りも無かった。

で、今日も朝早くに病院へ行って参りました。
処置は昨日と同じ、薬の入った栄養剤の点滴と、抗生物質とお薬の注射。
点滴は、液が流れ込む感触を嫌うらしく、身を震わせるなつこを、
父ホールド+で優しく抑えておく。

尿検査の結果は、黄疸色素(ビリルビン)も平常値に収まっていて、
特に異常はないとの事。ストルバイトや細菌も検出されなかった。
栄養剤が水分と活力を与えたのだろう、と、せんせは仰った。
ただ、体重が2.58kgと昨日より微減、体調の上下が激しかったので、
引き続き、容体を経過観察する。体調が悪くなるようなら、
平日でも仕事をやりくりして連れて行く事を確認した。
薬は一週間。下痢だけは止まっていないので、下痢止めを追加。
この下痢止めは、肝臓にもよく作用する成分が入っているらしい。
あとは、抗生物質を別のものに変更。投与しつづけている免疫強化食品の
Dフラクションが切れたので1本出して頂いた。

今日は行き帰りの車中で、なつこが運転を邪魔する位、じゃれ付いてきた。
久しぶりに、なつこらしさ(なつっこいので、なつこと命名した)を
感じたので、邪魔だったが嬉しかった。ただ、運転中のステアリング
ホイールの中を潜り抜けるのはやめて欲しい・・・。

かわいいなぁ、なつこ。父が一緒に病気と闘えるのは、
なつこがかわいいからなんだろうな、やっぱり。

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2/5の診察代金

診察料:500円
抗生物質・強肝剤・尿酸化剤・下痢止め:3,900円
(一週間分)
尿検査:1,400円
輸液(点滴):3,100円
注射:1,800円
Dフラクション:12,000円


合計:22,800円

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ニックネーム みそちゃんとなつこ1号の父 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする