2006年02月16日

開戦

なつこ、今朝は細かく『ふぅ〜っ、ぜ〜っ』と息をしている。
なんだかとっても苦しそうだ。早速、病院に電話をして(今日は休診なので)、
予約を入れてから連れて行く。

で、病院。せんせにも、今日のなつこは悪そうに見えたらしく、
触診(腸のしこりは解らないほど後退したままだった)の後、
人手が足りないのにもかかわらず、レントゲンの準備をしてくださった。

レントゲンは、せんせと補助員さんが重たい防護服を着て、なつこを
抑えて写真を撮る。わたくしは、カーテンの外から『なつこ、がんばれ』と
声を掛ける。

現像が終わって、せんせが仰った。
『ちょっと微妙なので、院長に診断してもらおうと思います』

・・・・・

・・・・・・・・

お休みのところ、院長先生が降りてきてくださって、写真を見ながら
所見を・・・。

7月の写真(始めて連れて行った時に撮ったレントゲン写真)と、
今日の写真を見比べる。変化は下記の通り。

1.気道が上方へ圧迫されている。
2.去年のには、心臓が映っているのだが、今日のは白くボケて映らない。

白いボケの正体は、恐らくリンパ腫だろう。
増殖した癌細胞が、肺と心臓、気道を圧迫しているのだろうと言う予想。
もし、細胞(腫瘍)なら、上や横の方にずれて、圧迫しづらいのだが、
この写真では、しっかりと横方面に広がっている。ただ、肺の脇に少し
水がたまっているようなので、それを注射で取り、病理学検査に掛けることとなった。

先生は、なつこの胸に指を当てながら、針を刺すポイントを見つけて
注射針を指す。しばらく何も出なかったが、少しずつ、赤茶けた液体が
チューブの中に見えてくる。水はそれほどたまっていなかったので、
あまり取れなかったが、検査をするには十分らしい。

液体を検査に掛ける。据え付けられたモニターに、紫色の球体がたくさん
映っている。『悪性のリンパ腫ですね・・・』と先生。
解っていた。ずっとなつこの体調を見てきて、たいていのことは予想できる。
最近のなつこは、ちょっと異常すぎたから。

ともかく、ここでしっかりとお話をして、今後の診療方針を決める。
まず、癌とは徹底的に闘う。『抗がん剤を投与していけば、癌が後退して
一時的に容体が安定することもありますから・・・』と先生。

とりあえず、週に一度の抗癌剤接種と、週2回の抗癌剤(前述のとは別)投与を
ベースに、今までの薬を続けると言うものだ。
ただ、抗癌剤を投与するにあたり、注意点を指示された。

1.糞尿に抗癌剤の成分が出るらしく、用を足した後のトイレはすぐに片付ける事。
2.一番活性化している細胞を叩くように出来ている薬なので、糞尿を取り扱った後、
  薬を取り扱った後、それぞれすぐに手を洗う事。

だそうだ。留守がちなので大変だが、何とかやってみよう。

と言う事で、とうとう白血病そのもの(リンパ腫は血液の癌なので)が
発症したなつこ。これからは苦しい戦いが続くかもしれないが、
希望を捨てずに闘おう。

なつこには、わたくし達家族がついている。


2006_0216a.jpg
なつこを抱っこして、頭を撫でてやる。


2006_0216b.jpg
夜になって、少し落ち着いたかな?


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2/16の診察代金

診察料:500円
輸液(点滴):3,100円
注射(抗癌剤):2,700円
注射(ステロイド・抗生物質)1,900円
レントゲン検査:3,900円
処置料:1,500円
細胞診検査:2,800円
抗癌剤(内用):580円

合計:16,980円

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ニックネーム みそちゃんとなつこ1号の父 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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